BOKETTO

ヨーロッパ一人旅の記録とひとりごと。

せいいっぱい

 

皆がいま、自分のことで精一杯である。

 

精一杯同士で上手く愛し合えるのは、女友達同士だけである。

 

精一杯な男は精一杯な女には気付けない。

 

精一杯な女は精一杯な男に気付かれない。

 

精一杯な人間は

 

いっぱいいっぱいの人間は

 

自分を犠牲にし

 

誰かを愛することなど

 

持てやしない愛を両手に

 

乗せようとしては落ちていく

 

それに気付く頃には

 

その愛を一瞬でも拾った彼女は

 

もう死んでいる

 

 

ころしたのだ

 

 

 

 

あおいそら

 

かがやくうみ

 

てりかがやくたいよう

 

ゆれるきのおと

 

かぜのおと

 

 

 

 

 

あぁ何も無いこの地球のおんなじ時間で

 

危機の迫るアラームではなく

 

それら自然がゆったりとした時間をただ過ごしているにも関わらず

 

 

地球の裏側では

 

それを感じようと裸でバカンスをする者

 

 

の裏で

 

焦り狂って支度をして走って出社する者

 

 

それをながめる僕

 

 

どっちがうつくしい人間だろう

 

 

どっちが自然が喜ぶだろう

 

 

どっちが自然には理解できないだろう

 

ぼくには全く理解ができない

 

 

 

 

 

メガシャキ

 

疲れてるあなたに

 

風邪でも休めないあなたに

 

 

 

こんなキャッチフレーズが耳に馴染んでいるこの国は本当にいかれてるのだ

 

 

目がしょぼしょぼしたら寝ろ

 

疲れたら休め

 

風邪なら頑張ったんやな休め

 

 

ぼくは全部のキャッチフレーズを変換したい

 

 

 

 

 

まったくいかれている