BOKETTO

ヨーロッパ一人旅の記録とひとりごと。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

生還(まだトルコ)。

最後の国、トルコにやっと着いた。死ぬかと思った。とりあえず無事に生還した。 ありえない速度で色んな景色を見過ぎて、記憶がちっとも定かじゃない。細かく書いたら手がつりそうなので雑に書いてく。 今回ばかりは文章力がとても欠けているので、恐らく、…

セルビアに来た。

なんかよく分からないけど、 セルビアの首都「Beograd」にいます。 クロアチアのリエカからザグレブ(3時間) ↓ ザグレブで一泊 ↓ ザグレブからセルビアのベオグラード(6時間) ↓ ベオグラードからギリシャのテッサロニキ(14時間) の予定。だった。 …

なぜタダ泊まりさせてくれるか聞いてみた。

「ホテルオーナーが、“ホテル”ではなく“自宅”にタダで泊まらせてくれる」 という異例の赤字経営。 ・ピアノ、アコーディオン弾き放題 ・でかいテレビ付 ・でかい個室付 ・でかいクローゼット付 ・かっこいいシャワールーム付 ・バニラの香りのボディソープ付 …

「君の名は。」

あの日のトルコ人の目に、 オーストリア人の目に、 ハンガリー人の目に、 海辺を歩く鳥の目に、 散歩をする犬の目に、 なぜ自分が映っていたのか分からない。 本当に映っていたのかすら分からない。 アイリッシュパブでの音楽の中に なぜ自分の声が混じって…

アパートを手に入れた。

ありえないことが起こってます。 なんと今、 一日中ピアノが弾けます。 アコーディオンだって、 練習できちゃいます。 ドミトリーを卒業して、 広い部屋に一人で寝れています。 でかいテレビもあります。 キレイなシャワールームも。 ないのはWiFi。 だけ。 …

「もうひとりの自分」

もう少しで旅が終わる。 そしてもう少しで二十歳になる。 色んなことがありすぎて、 毎日が映画の主人公で、 それを文字に起こす作業が追いつかない。 夢のような出逢いに、 夢のような景色。 「もういいよ」と言いたくなるほど その二つが自分の体を激しく…

映画「数時間の恋」

昨日同じホテルで出会った日本人の男の子を見送りにバス停ヘ。バスまでの時間、一緒に軽く辺りを散策する。 昨日はオーストラリア人の女の子がいたので二人の間では英語が飛び変わっていたが、今日はお互い日本人。色々と話が合った。そりゃ、一人でこんなと…

天国に来た。

スロベニア首都「リュブリャナ」から、クロアチア路地裏天国「ロヴィニ」へ。 でかいスーツケースと、得体のしれない荷物(アコーディオン)を背負った女の子。 それに加えて、可愛さを兼ね備えた女の子。自分ならそんな少女が一生懸命歩いていたら、すぐさ…

さよならスロベニア。

初めてスロベニアの地に立った朝。 朝5時。 右も左も前も後ろも分からない。 さみしい。 さむい。 恋しい。 さむい。 さむい。 孤独で死んでしまううさぎのようだった。 “太陽が苦手”とうたいながらも、こういう時には「太陽くらい上がってくれよ」と求める…

はじめての外食

旅を始めてから初めての外食。 レストランでの。 食への欲求は強い様で案外弱く、チーズかパンかオリーブかチョコレートがあれば胃は元気なので、まじでお金がかからない。 そして、更にそれを「一日三食」とか洗脳された常識ではなく常に好きな時間に食べたい…

スロベニアに来た。

ごめんなさい。 先に謝ります。 生きてます。 フェイスブックで、 「携帯死んだのでたすけてください」 と悲鳴をあげたところ、 予想以上に、というか全く予想のしていなかった数々のメールを頂いてしまい、「なんて自分は愛されているんだ」と勝手に愛に浸…

ドイツに拘束されてます(白目)

死んだ。 1時間後には列車に乗り、9時間後にはスロベニアにいる予定だった。 しかし、 メインのスマホが突然死を遂げた!! … イタリア? そんなの知りません。 まだドイツ? うるさいばーか。 さっきまで息をしていた愛しのスマホ。 「生きてることが当た…

イスラム教の断食を試みた結果

9月1日。イスラム教では「イード・アル=アドハー」という、日本語に訳せば「犠牲祭」が開催された。Wikipediaによると、 イスラム教で定められた宗教的な祝日。イブラーヒームが進んで息子のイスマーイールをアッラーフへの犠牲として捧げた事を世界的に記念す…