BOKETTO

ヨーロッパ一人旅の記録とひとりごと。

画面

 

 

これからどんどん近い未来に向けてAI化が進んでいく

 

それを怖がる人がいる

 

 

だけど

 

僕らはもうすでにスマホに取り憑かれているし

 

彼女の顔より画面を見る時間の方が多いのが

 

もはやふつうのカップ

 

一般的なカップ

 

 

女子も男子も画面

 

 

隣に愛する人がいても

 

目の前にいても

 

その瞬間、どんな顔を見せてくれたのか

 

どんな話で笑いあえたか

 

スマホに時間を費やさなければ

 

きっとたくさんの愛しいものを

 

五感が受け取っただろうに

 

 

 

そんな人の末、

 

死ぬ間際に感じることはなんでしょう

 

 

 

「今、しにそう」

 

 

とそれでも尚、SNSにアップするんでしょうか

 

 

 

目の前を生きることもできない人間が

 

他人の人生を生きている

 

今の多くの人のスマホの使い方はそうです

 

そう感じます

 

 

 

ハンガリーで出会った盲目のピアニストが

 

僕の知っている人の中で

一番カラフルな世界を見ている気がする