BOKETTO

20歳。高校中退後、「好きなことだけして生きていく」ことを決意。その後ネットで一目惚れしたアコーディオンに会うため、ドイツへ。3ヶ月の旅を終えた今、カメラ、ピアノ、デザイン、イラスト、多すぎる趣味と日々恋愛中。

生還(まだトルコ)。


最後の国、トルコにやっと着いた。死ぬかと思った。とりあえず無事に生還した。 

 

ありえない速度で色んな景色を見過ぎて、記憶がちっとも定かじゃない。細かく書いたら手がつりそうなので雑に書いてく。

 

今回ばかりは文章力がとても欠けているので、恐らく、ほとんど理解出来ないだろう。

 

 

まず、セルビアからギリシャへの長距離移動。

 

「夜行列車」という響きにワクワクしていた自分。を崖から落とすような今までにないボロッボロの列車。落書きだらけ。トイレは腐りかけ。列車でお食事でもできるかしら♪なんて甘ったるい夢は見事に打ち消された。

 

席に座り、強制収容所行きの列車だと勘違いしそうな時、一人の青年が目の前に座る。

 

「オレは警察。最初に伝えておくけど、最近この列車で盗みが多発してるんだ。だから寝るときも貴重品は身につけといて。けど心配しないでオレたちがいるから。」

 

 

って。

 

誰が心配しないでいられるかよ。

 

そもそも、おまえは本当に警察なのか?

 

 

「こわい。むり。やだ。しぬ。」

 

しばらく話して彼が本当に警察なのを信用してから(腰にはピストル)、ずっとこれしか言っていなかった。

 

結果、警察官の彼がほとんどずっと一緒に居てくれ、トイレに行くときも荷物を見てくれ、彼のお陰で生き延びた。

 

途中のマケドニア共和国の国境でのパスポートチェックが早朝4時に始まったり、何が起こってるのか、自分がどこにいるのかも把握できない腐った列車で19歳最後の夜を過ごした。

 

 

そんでギリシャテッサロニキ

 

ここでは列車で隣のお部屋にいたお兄ちゃんに救われる。

 

ホテルが安くて一泊4000円。という意味不明な高さに途方に暮れていた僕に、安いホテルが見つかるまで一緒に調べてくれ、更にそこまで連れて行ってくれるという気味が悪い優しさ。自分、なんもしてない。

 

そして着いたホテルがこれまたウケる。

 

学祭のお化け屋敷ですか?

 

としか言葉が出てこないお作り。ここに泊まれる女の子もなかなか居ないだろう(画像あげるの疲れるので気が向いたらFacebookにあげる)。

 

 

そんで、ギリシャは特に何もないや。

 

自分が好きか嫌いか判断するひとつとして、「その国の女の人」が結構重要。憧れる女性が沢山歩いてる所がいい。んだけど、ギリシャは若い子も一切引き算なく全身「女」で着飾った様な、一言でいえばうるさい、激しい、疲れる、感じだったので落ち着かねー。

 

“そこまで意識してないけど、美しくなっちゃってる”感がいい。

 

 

てなもんでそそくさと移動。

バスでフェリー乗り場まで移動。

 

20歳、初めての1日目。

 

何時間だろう、海の前で今までの人生や旅の細いシーンまで繊細に思い出しては、これからの人生を紙に書いた。日本に帰ってからすること、会いたい人、死ぬまでにやりたいこと。

 

 

で、だ。

 

釣りのおじちゃん達に心配がられて色々声をかけられた後、言われた通りフェリー乗り場に行くと、セルビアの腐りかけた夜行列車とは180度変わって大きすぎるフェリーが現れた。

 

船に乗ること11時間。

 

目的地の「キオス島」に到着したことは分かったが、アナウンスのおじさんの英語がどうもギリシャ語にしか聞こえなく、「まだ降りられるのに時間かかるんだろなー」なんて海を見ていたら。

 

 

あれ???

 

 

 

キオス島が遠ざかっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。やらかしましたー。

 

 

てことで、近くにいたおじさんに泣いて助けを求めたところ、係員のお兄さんが丁寧に対応してくれ「これから船はサモス島に着くから、そこからトルコに行けるよ(今日か明日)」と。

 

みんなで笑うしかなかった。

なんだかハッピー。

 

にしても女の人に助けられたことがほとんど無い。いつも助けてくれるのは男の人。

 

この時、「ネットでチケット買う必要ある?」と聞くと「小さい島だからその場で買えると思うよ!」と言われたことを忘れない。

 

 

サモス島に着いて、別のフェリー乗り場までタクシーで15分。

 

なにがキオス島だよ。

 

こっちの方が小さくて人があったかい。

 

ここで気付くが、スーツケースの車輪を一つ、ギリシャで失ってしまった。に加え、重たいアコーディオン。荷物を預けなければまじでどこへも行けない。

 

預けられそうな所が見当たらないので、数あるカフェの中から、直感で感じのいいお姉さんに話しかける。

 

バナナシェイクあったりするー?あと荷物預けたいんだけど…」

 

すると驚いたことに、カフェの二階がホテルだそうで、フェリーの時間まで荷物を預かってくれた。流石、自分。

 

 

そしてお姉さんに聞いたフェリーチケット売り場まで行くと、

 

閉まっている。

 

 

仕方なくネットを開きチケットを買おうとすると、

 

「NO SEAT」

 

満席。

 

ここへ来て、日本に帰れない説。

 

 

とその下に、違うフェリー乗り場からのトルコ行きが一便。

 

これがギャグなことに、さっきこの島に来るときに着いたフェリー乗り場だった。

 

またタクシーで同じ道を逆戻り。

 

またも一時間ほど海で黄昏れ、トルコの国境を越えるのでパスポートチェックをし、たったの一時間。

 

 

 

トルコ到着。

 

 

なまらキレイ。

 

海。

 

街のライトアップ。

 

 

宿をネットでちゃちゃっと予約し、余裕こいてまた海の美しさに浸かっていた。

 

ら、

 

一人の男性が走ってくる。

かなり焦っている。

 

 

「けいさつ!警察にいくぞ!はやく!!」

 

 

 

????

 

 

 

は?

 

なんかしました自分?

 

 

「みんなまってるからはやく!!」

 

 

あ、パスポートチェックのことですか?

 

てな感じで、

最初からそう言ってくれればいいのに。

 

もーあせるわ。

 

 

 

そして無事に宿に着くんですが、

 

1500円。どでかいベッドのワンルーム

 

 

他のホテルを見ても、ドミトリー部屋よりもでかいベットのワンルームばかりだった。他はどうか知らないけど、トルコのクシャダスって街ではこのスタイルが一般らしい。

 

 

久しぶりにちゃんとしたベッドでゆっくり身体を休める。

 

フェリー続きで体を横にして寝れることがどんなに幸せなことか。おそらく日本人にしたらクソみたいなシャワールームでお湯もちゃんと出なかったけど、この時の自分にとっては最高だった。

 

 

そしてこの次の日のことは、疲れたからもういーや。

 

 

とりあえず無事です。

 

 

 

っていうことだけ。

 

 

 

 

 

ただそれだけ。

 

 

 

 

 

 

残り二日。

といっても明後日はもう飛行機。

 

なので明日は特に何をするのでもなく、

 

ゆっくりと海の前で体を焦げ焦げに焼いてから日本に帰ろうと思います。

 

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルビアに来た。

 

なんかよく分からないけど、

セルビアの首都「Beograd」にいます。

 
 
 
クロアチアのリエカからザグレブ(3時間)
ザグレブで一泊
 
 
の予定。だった。
 
 
が、ベオグラード行きの列車が30分近く遅れ。
 
 
テッサロニキ行き(夜行列車)のチケットはここで買わないといけない。
 
 
 
売り場のおばさんにチケット買いたいんだけど!と言うと、
 
 
「5分後!!!」
 
 
「5分後にもう行っちゃうわよ!!!」
 
 
「何してるの早く!!!!!」
 
 
 
余りにもうるさいのと、
焦るのが本気で嫌いなので、
 
 
「もういいわー。明日にする。バーイ。」
 
 
とおばさんと列車に別れを告げました。
 
 
 
そしてベオグラードに一泊することに。
 
 
ていうか最初から一泊したかったのかもしれない。乗車中からセルビアの人や空気が良さを感じていた。
 
 
 
だがしかし。
 
 
携帯が元気なくてインターネットが使えない。
 
 
ホテルの予約ができん!
 
 
 
と困っていたら、同じようにチケット売り場のおばさんに攻撃を受けた、コアラみたいな可愛らしい少年と会話がはじまった。
 
おばさんの愚痴ですっかり仲が良い。
 
 
てなもんで、事情を説明。
 
「で、とりあえずWiFi欲しんだけど」と告げると、彼が近くのカフェでWiFiに加えコーヒーをプレゼントしてくれた。
 
 
そして徒歩10分以内のホテルを探す。
 
 
と、
 
 
 
600円。
 
 
700円。
 
 
 
 
700円。
 
(一泊の料金)
 
 
 
 
ほとんどのホテルが頭沸いてんの?という馬鹿げた値段。
 
 
カフェのおっちゃん達もみんな陽気だし、チケット売り場のおばさん以外いい感じだし、二泊してもいっかなーと思ってる時。
 
 
 
「dreamhostel」
 
 
 
 
自分の名のホテルを見つけてしまった。
 
自分の為のホテル。
 
 
「dreamという名前の人は更に割引」
 
という夢を見て二泊に変更ボタンをぽちっ。
 
 
 
するとロシア人のコアラくん。
 
がなんと、ホテルまで荷物(スーツケース+アコーディオン)を運んでくれるという、何とも優しいコアラだった。
 
 
 
「ロシア人が優しいのはマジだった!!!」
 
 
 
というのも、前日ザグレブのホテルで出会った日本人に、「ロシア人はみんな気さくで優しいよ」と言われていたばかりだったのである。
 
 
「まじか!ロシア行ってみたい!!!」
 
と思っていた矢先、この出会い。
 
 
 
たまげた。
 
 
「ロシア来るときは連絡してー」と、
これでロシアの滞在先もゲッツ。
 
 
 
前日はその日本人が駅まで荷物を運んでくれたし、大好物のクロワッサンを買ってくれたし、
 
 
もうなんでみんな優しくすんの?
 
 
と、むかついてくる。むかむか。
 
 
 
 
 
 
そして、dreamhostelに無事到着。
 
 
ベッド広すぎワロタ。
 
そして机あるの嬉しい。
 
キチンもリビングもお洒落。
 
さすがdream。
 
 
 
そして唯一ホテルにいた、向かいのベッドのお兄さんとお話しする。
 
初めてではない。
さっきホテルの入り口で話したばかり。
 
 
するとゲストハウスでは全く珍しくない、
 
「今からご飯食べに行くけど一緒に行く?」
 
のもはや定番台詞が彼の口から放たれたので、勿論、ちょちょちょっと着いていく。
 
 
ここで三人以上や女の人なら割り勘になるが、男の人の場合は必ずみんな奢ってくれる。
 
ていうか9割、男の人と2人でしか行ってない(笑)
 
 
彼はベラルーシ人。
 
 
この日は日本人の紳士に買ってもらったクロワッサン2つしか胃に突っ込んでなかったので、お洒落なレストランで久しぶりに肉と野菜を胃に突っ込んだ。
 
男性の皆様、ありがとう。
 
 
その後2人でお散歩、綺麗な川を見て、
次の日の朝もケーキを一緒に食べ、
 
 
大型バイクでスロベニアに向かう彼をお見送り。くそぅ。最後までかっけえ。
 
 
 
また会うことを約束して。
 
 
 
 
 
 
 
 
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この三ヶ月だけでも、
 
 
“また会いたい人”
 
が地球のあちらこちらに広がってしまった。
 
 
 
 
また、
 
同じように、
 
自分も地球のあちらこちらで、
 
そう思われる人間でありたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
にしても、
 
 
ドアを開けるときはすっと先に通してくれ、椅子に座るときはすっと椅子を引いてくれ、車の危険からはがしっと守ってくれて、
 
 
 
今までで最も一番に輝く、
 
 
 
 
レディーファースト。
 
 
だったなぁ。
 
 
 
ほんと素晴らしい。
 
なんかの賞を与えたい。
 
 
 
またそれが上手すぎるとちょっと嫌だけど、
「お願いだから俺にやらせて!」感。
 
 
その可愛さとのギャップで、絶妙なバランスを作り上げていた彼は、もう誰にもマネできない。
 
 
 
 
 
 
なんていうか、
 
美しくなった気がした。
 
 
 
国柄がそうなのか、お父さんに教わるのか、自然と覚えるのか、分からないけど日本人の男性とはもう世界が違う。
 
 
 
て、
 
 
こうやって、
 
 
 
何千人、何千万、何億、何十億、とかって人が存在するその国の治安、人柄を「その国のたった一人」で判断してしまう人間は、
 
とてつもなく勝手だなぁ。
 
 
同じように自分一人がクロアチアだのセルビアだの適当に旅していても、 「日本人」の看板を背負っているんだなーとふと思う。
 
自分が変なことすれば彼らは、「日本人ておかしいな」と思い、良いことをすれば「日本人は優しいなぁ」なんて思うんだろう。
  
 
かといって、
 
この間はスペイン人?と聞かれたし、日本人のおばさんには「クロアチア人みたい。とても日本人には見えないです( ´^o^` )」と言われるし、今日はどこ行ってもタイ人タイ人と言われるし、
 
見かけだけでは日本人では無いみたいです。
 
 
 
 で、何の話してたかさっぱり忘れたけど、ベオグラードは古着屋とパン屋だらけ、むしろ古着屋とパン屋しかない。そして野菜やフルーツ、それから僕の大好物“チーズ”がずらっと並ぶ外のマーケット。
 
余りに人間味が溢れていて、一眼レフを抱く気にもならない。
 
 
 
ちょっとうるさめのおばさん、
 
ニコニコした可愛いおばちゃん、
 
言語通じないのにひたすら話しかけてくるおじさん、
 
やる気のなさそうな姉さん、
 
 
その全てが人間らしくてたまらない。
 
 
 
 
デカすぎるなすび、
 
傷ついたトマト、
 
汚れても表に出される野菜たち、
 
 
全てが違っていて、飾っていなく、統一感がない、このカオス感が何よりも好きだ。
 
 
数十円の違いで安い所で買うよりも、数十円高くてもニコニコしたおばちゃんから買う。
 
 
 
 
これが最高に嬉しい。
    
 
 
 
このお金の使い方が最高に楽しい。
 
 
 
 
 
 
 
ねる。
 
 
 
明日は夜行列車でギリシャにとびまーす。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

なぜタダ泊まりさせてくれるか聞いてみた。

 

「ホテルオーナーが、“ホテル”ではなく“自宅”にタダで泊まらせてくれる」

 

という異例の赤字経営

 

 

・ピアノ、アコーディオン弾き放題

・でかいテレビ付

・でかい個室付

・でかいクローゼット付

・かっこいいシャワールーム付

・バニラの香りのボディソープ付

・荷物移動もタダ

 

 

神か。

 

 

 

あまりにも特別扱いすぎて、

 

 

昨日、恒例の質問、

「なんでそんな優しくするの?」

 

をしてみました。

 

 

「英語だって上手く話せないし。それに優しくしてくるのはあなただけじゃない、会う人みんな。なんでなの?」

 

 

 

返ってきた答えはいつもと同じでした。

 

 

 

 

 

 

 

「笑顔だよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それだけ???

 

 

 

「それだけさ。人と会ってまず最初にあるのが、笑顔だろ?何でも最初に、笑顔だよ。」

 

 

に加え、

これも何故かみんな同じ順序で言うのだが、

 

 

 

「それから美しい目。」

  

 

 

 

キモイ。なぜなら外国にいる時のみならず、日本にいる時から「なんで好きになったの?」という質問には必ず「笑顔。そして目。」と返ってくるのだ。

 

 

 

そしてパーシーは続けた。

 

 

「自宅に呼んだゲストは初めて?」

 

 

すると、

 

「もちろん!君はクレイジーガールさ!」

 

と返ってきた。

 

 

ここで彼の携帯にホテルのゲストからメールが入り、「観光客ふぁっく!」と言い出したので、

 

「えごめん!パーシーも観光客なんだけど!ww」

 

というと、

 

「君はスペシャルゲストさ!!」

 

と返ってきた。

 

 

 

あざっす(´°▽°`)

 

 

 

 

「じゃあさー、今英語上手く話せないのにこれでしょー?もしパーシーが英語流暢に話せるようになったら…」

 

 

「あぁ、やばいさ!!!もう手がつけらんないさ!!!」

 

 

 

ふぉーーーー!!!!!!

 

 

 

 

と、興奮したところで、

 

 

 

 

“クレイジージャパニーズガール”

 

 

“おやすみ”

 

 

 

ホテルオーナー失格の優し過ぎるアパートメントオーナーは眠りました。

 

 

「君の名は。」

 

あの日のトルコ人の目に、

 

オーストリア人の目に、

 

ハンガリー人の目に、

 

海辺を歩く鳥の目に、

散歩をする犬の目に、

 

なぜ自分が映っていたのか分からない。

 

 

本当に映っていたのかすら分からない。

 

 

アイリッシュパブでの音楽の中に

なぜ自分の声が混じっていたのか。

 

鳴り響く拍手の中に、

なぜ自分の手の叩く音まで混じっていたのか。

 

 

 

見知らぬ地で生まれて、育って、

 

そのまま普通に生きていたら

こんなことはなかっただろうに。

 

 

何があったことやら、

 

 

彼等の目には自分の顔が、

 

彼等の耳には自分の声が。

 

 

 

彼等が死を迎えるときに、

 

果たしてそこに一瞬でも

自分の姿があるのか分からない。

 

名前さえあるのか分からない。

 

 

それでも彼等の人生の数秒間の間、

 

「YUME」または「PERCY」

の名前が存在していたことは確かなこと。

 

自分の身体と声が在ったのは確かなこと。

 

 

 

もしも

 

彼等が死を迎えるまでに、

 

自分の何か一つでも

思い出すことがあったら、

 

 

それは笑顔であってほしいし

笑い声であってほしい。

 

 

その全部を忘れてしまったら、

 

「そこにいた」という記憶と

名前だけ覚えてくれればそれでいい。

 

 

そしてその瞬間が

一度でもあれば、

 

死ぬ時には覚えてくれてなくとも

それでイイ。

 

 

 

連絡先も交換しなかった出逢いでも、

顔と名前だけは知っている。

 

 

人がどうして名前を知りたがるのか。

 

どうして名前を呼びたがるのか。

 

どうして名前を覚えてほしいのか。

 

 

 

今一番知りたい。

 

 

もう一度も使うことはないのに、

 

名前を聞いてから、

バイバイをする意味を。

 

 

 

 

本当に知りたいのかも

 

 

分かんないけど。

 

RADWIMPS縷々(るる)歌詞付き - YouTube

 

 

 

それより明日の天気は、

 

雨かしら。

 

 



 

 

 

 

 

アパートを手に入れた。

 

ありえないことが起こってます。

 

なんと今、

一日中ピアノが弾けます。

 

アコーディオンだって、

練習できちゃいます。

 

ドミトリーを卒業して、

広い部屋に一人で寝れています。

 

でかいテレビもあります。

 

キレイなシャワールームも。

 

 

ないのはWiFi

だけ。

 

 

 

そして気になる一泊あたりの料金、

 

ゼロ。

 

 

もう二度いいます。

 

 

ゼロ。

 

 

 

ゼロ。

 

 

 

そしていつまで滞在するかは、

 

パーシーの気分次第(ここ重要)。

 

 

 

 

何が起こったのか?

 

 

「リエカ」という街に着いてから、その場で安いホテルを探して歩きました。

 

そして秒でホテルオーナーと仲良くなる、いつものやつ。

 

そして紙とペンがあったから絵を描いてあげたら、「もう一泊していいよ」と。

 

 

ここまではフェイスブックに書きました。

 

 

がこの後、

 

色んな部屋を見せられ、

「好きな部屋選んでいいよ」と言われ。

 

 

広い部屋を選んだ。はずでした。

 

ここまででも充分やばい、サプライズ。

 

 

 

 

話していたら、

 

アコーディオン見せてよ!」

 「いや音でかいから弾けんよ」

 「構わない!お願いだから見せて!」

 

という流れで久しぶりに音を鳴らし、

 

「最高!路上でやんなよ!!!」

 

といういつもの流れ。

に対し、

 

「長い間練習出来てないから練習しないと」

 

と返すと、

 

 

「家にピアノがあるからもし弾きたかったら自由に弾けるよ」

 

 

と。

 

 

近くのアパートに車で連れて行ってもらった末。

 

 

 

それが、

 

 

今のこの天国です。

 

 

にしても、部屋広すぎだし、

ドイツ製のピアノに、

いくら雑に弾いても優しい音。

 

ピアノの上にはホテルと同じ

マリリンモンロー。

 

夢なのか。

 

 

 

色んな話をしたら、

 

彼は今の仕事につくまで、何店もレストランやバーを経営してきたらしい。

 

けど仕事、仕事、仕事で嫌になり辞め、

 

それでも「人間」が好きだから、

今のホテルの仕事に辿り着いたそう。

 

彼も昔は英語が話せなくて苦労したけど、ある日、ホテルに泊まりに来たお婆さんがとても優しく変わった人で、

 

「英語教えて」

 

というと一ヶ月程ホテルに泊まってくれ、毎日英語を教えてくれたそう。

 

 

「彼女は年寄りだけど、本当に美しく、いつも笑っていて、そしていつも歌っていた」

 

 

この言葉を聞いたとき、数日前に会ったハンガリー人を思い出した。

 

彼もいつも、本当にいつも歌っていた。

 

 

ハッピーで素敵な人の共通点は、

とてもシンプルだ。

 

 

 

もう少しで旅が終わるというのに、

身体が疲れ果てるくらい、

まだまだ出逢いや物を引き寄せてしまう。

 

「ありえない」けれど、

 

「ありえない」と思ったままでは

きっと去ってしまうから、

 

 

“自分はそれだけの価値ある人間”

 

 

つまり、

 

「こうされて当たり前の人間」

 

「いるだけで愛されてしまう」

 

 

と思って現実を受け止めることにしている。

 

 

もちろん、感謝は散々した上で、

 

自分がそれだけ価値ある人間だと

自分が一番、自分を信じてる。

 

 


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