黒カレー
久しぶりに一人で外食をした。
無駄に美味く感じた。
母の手料理を食べる機会もなくなり
自分は誰かに作る方で
腹が減ればコンビニでは簡単に何でも食べられてしまい
お洒落なレストランの物理的に美味しい料理も好きだけれど
近所の人や昼休みのサラリーマンが集う、おっちゃんが一人で切り盛りしているようなお店には特別愛を感じる
おそらくそれがちょっと不味めでも
なぜだか感動してしまっていた
人がなにかを料理して食べる生き物で良かった
それが家の妻でも店のおっちゃんでもシェフでも、作ってくれる人がいるということはとても幸せなことだと
作ってくれる人がいなくなって初めて知る
たとえそれがコンビニの惣菜でもそれをきちんとお皿に盛り付ける妻だったり
たとえばそれが肉と野菜をただ炒めて塩を振りかけただけの物でも
叱られた後にあるバンゴハンの不思議
BUMP OF CHICKENのこの歌詞が好きだ。