BOKETTO

ヨーロッパ一人旅の記録とひとりごと。

かなっていた

 

いま大好きなヨーロッパで、かなり好みの色調の壁、床、小物ひとつ切り取っても本当にお洒落で自分好みの部屋にいる。この細部へのこだわりと、センスの良さがたまらない。日本の賃貸では絶対にない。家のどこを切り取っても、「ふぅ」と美しさと落ち着きを感じられる理想の場所だ。

 

そして抜かしてはいけないのが、さらにここは防音室で、クラシカルなピアノが置かれているということ。

 

 

それなのに、だ。

 

毎朝、目を覚ます度に「くっそー幸せやなぁ!!」とは思わない。

 

強いていえば、「しあわせやなぁ」とほんのちょっと感じるだけで、

心の底から湧き上がるようなものがない。

 

 

洗面所の鏡を見て、

 

あれ???????となった。

 

 

 

ついほんの少し前まで、自分のストレスは「ピアノが四六時中弾けないこと」であり、その時の自分の夢は「ピアノが四六時中弾けること」であった。1番欲しいものは"防音室”だった。防音室なんてそう多くあるものではないし、作ろうとしたら莫大なお金がいるし、ましてや海外なんて。。

 

 

そうあきらめていたはず。

 

 

 

 

そしてこっち(海外)へ来たら、

防音室のことなどすっかりわすれていた。

 

 

 

 

 

そしたら願いと時差があり、

 

気づいたら願いが叶っていた。

 

 

 

 

OMG。

 

 

 

 

 

 

自分がワクワクすることをしていたら、

 

次々と願いが叶ってしまって、

 

"叶い慣れ”してしまってくる。

 

 

 

叶い慣れすることはわるくないし、どんどん使いこなせばいい。

 

けれど願った自分と叶った現状はしっかりと見ていたい。

 

そして感謝をわすれずに。

 

 

 

 

 

 

まったく

 

こまった子です。

 

 

 

 

きっと今の家も2、3週間で飽きるのが目に見えるw

 

 

 

でもありがとう。

 

 

「たかが一泊」「たかが二週間」、

それでも自分が恋のできる時間ができるだけ多いホテル選びを。 行動を。