BOKETTO

ヨーロッパ一人旅の記録とひとりごと。

人間の一生

 

人間が蝉や蛍の命を一瞬だと感じるように、

 

長生きをする亀や海綿動物からしたら

 

人間の一生なんて

 

ほんの一瞬

 

なのかな

 

 

それとも

 

蝉には一日一日が

 

人間の10年や20年ほどの時間感覚で

 

時が存在するのかな

 

 

犬や猫の歳の取り方も

 

人間とは違うから

 

そういうことなのかな

 

 

けれども時間は一定に刻まれてるのだとしたら

 

体感する時間がただ単に違うだけなのか

 

 

亀から見た人間の一生のように

 

一瞬だからと今を切磋琢磨しながら

 

 

蝉や蛍から見た人間の一生のように

 

長生きしすぎなことを感謝しながら

 

 

人間は生きていこうかな

 

 

 

 

どの動物からどう見たって

 

人間同士で見てみたって

 

人間の命だと広い宇宙での

 

たった一瞬の、

 

いや一瞬とも言えやしないほど

 

くそみたいな時間でしかないのに

 

そのくそみたいな時間を人間は

 

泣いたり悩んだり文句を言ったり争ったり

 

たまには人を愛してみたりしながら

 

 

なんかかわいーな

 

 

っておもってみたりもする